カラフル (文春文庫 も 20-1)カラフル (文春文庫 も 20-1)
(2007/09/04)
森 絵都



数年前、部活で顧問の先生が脚色してくれて、さんざん付き合ったお話ですが……、

本物のお話はもっと素敵でした!!

目を覚ますと、そこには天使。
「おめでとうございます、抽選に当たりました〜」なんて言われて話を聞いてみると、自分は前世で取り返しのつかない罪を犯した魂でこのままでは輪廻の輪から外れてしまうところだが、死にかけている人の体に入ってリハビリをするチャンスをもらったとのこと。
自殺を図って死にかけていた小林真としてしばらく下界でホームステイをすることになったのだけれど……。

と始まるお話は、いくつかのどんでん返しののち、感動のフィナーレ。
ガイド役の天使プラプラはとっても適当な天使なのだけど、最後のふたりのやりとりは心にしみる。
今回も涙ぐんでしまいました。
あー、やっぱりこの話、好きだなあ!!

生きていくって、本当に大変なことだよね。
ままならないことなんて、人生にはたくさんある。

それでも。

たかだか数十年のホームステイ。

そんなふうに考えたら、乗り切れないものでもないのかもしれませんね。

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