最後なので少し大きめ画像で行ってみよー! 一条真白は男でもあり女でもあるからだの持ち主。 彼女の通う全寮制の学校では、放課後の保健室で秘密の授業が行われていた。 その授業は、ベッドの中で眠る夢の中で、逃げられない自分自身の姿で同じく眠っている生徒と戦うのだ。 学校から卒業するには、その戦闘の中で倒した相手から現れる鍵を使って扉を出て行かねばならない。 真白は自分の性に揺れ動きながら、夢の授業に参加する……。 という形で始まったこのストーリー、まさかこんなエンディングが待っているとは思いませんでした!! とてもよいエンディングで、改めて、水城さんのストーリーテラーとしての才能を見せ付けられた、というか。本当によいお話に仕上がってくれて嬉しかったです。読んできた甲斐がありました。 私は多分にもれず蒼が好きだったので、いろいろやきもきしたりしましたが、強そうで弱くて脆くてだめだめな彼がやはり愛しくて好きでした。思えば、このお話は、そんなダメっこな彼らが、少し強くなるための物語だったのでしょう。 人間は弱い生き物です。 だからといってそれに安住していてはいけない。 自分の弱さと向かい合って、少しでもそれを克服しようと、あるいはそれとうまく付き合おうとあがくことが大切なのだよ、と教えられた気がします。 次回作も始まりましたね! とても楽しみです。
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