榛家の伝説 榛家の伝説
佐々木 丸美 (2007/04/24)
ブッキング


同時発行の「橡家の伝説」と続くシリーズもの……なんですが、やはり未完……なのでしょうか?それとも、これって、『夢館』に続いているのかな!?そういう視点で『夢館』を読んだことがないので全然気づかなかったんですけど、今度『夢館』を読むときには注意したいと思います。←まだ文庫版をGETできていない;;


『水に描かれた館』から数年後、やはり百人浜のおばの家を訪れようとする哲文と涼子は、途中で道に迷い込む。通いなれた館への道を間違えるはずがないのに……と訝るふたりであったが、おばの家のあたりには大きな屋敷があり、ひとまずそこで雨宿りをさせてもらうことにする。その家の主である波路には、長く秘めた思いがあり……


といった感じで始まる物語は、やはりリリカルでありながら超常的。
その時を超えた力を証明するということが、隠された遺産として伝えられ、その証明を哲文と涼子が請け負うこととなるわけですね。
その過程はいずれにしろ、どのような結末を迎えるのかということをはっきり読みたかったなあと感じます。

遠い過去に一読しただけだったので、再読できたことがとても嬉しい作品です。

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チェーザレ 3―破壊の創造者 (3) チェーザレ 3―破壊の創造者 (3)
惣領 冬実 (2007/04/23)
講談社


わーい!
三巻が発売されました!!
帯にはまだ見ぬルクレツィア?も登場です!!
この先が楽しみだなあ〜、わくわく。

触発されて、塩野さんの『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』を少し読み直しているのですが、この本の単行本出版が昭和45年と確認し、驚いてしまいました。私が生まれる前の本ですよ……。30年以上も前とは状況も変わってきて、新しい文献の発見やこれまでとは違った研究がなされてきているのも当然ですね。惣領さんの語る「新しいチェーザレ」がどのような姿を見せてくれるのか、本当に楽しみにしています。

それにしても、三巻を終わってまだチェーザレがピサの大学から出ていません……。この調子でいくと、彼の人生を描ききるのはかなりの大河連載になってしまうのではないかと余計な懸念が……。もちろん、私は最後の最後まで応援させていただく心積もりですけれども、出版事情とか考えると少し心配です。とはいえ、作品のテンションに関しては、文句のつけようもない素晴らしさなので、ぜひともこのままがんばってほしい限りなのですけれど。

チェーザレを描いた作品の多くは、アレッサンドロ6世が法王位についてからのことの方を重く描いているので(当たり前ですが)、このあたりの時代のことを多く語ってくれているのがとても新鮮です。そのなかで、チェーザレという人間像をしっかり読者に見せてくれているのが今後に生かされそうですよね。
チェーザレは、本当に、ひとことでは語れない人物だと思います。
いろいろな角度から見ていかないといけませんよね。


あー、続刊が本当に待ち遠しい!
早く読みたいです。

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しあわせにできる 12 (12) しあわせにできる 12 (12)
谷崎 泉 (2007/04)
二見書房


うわ。
ついに来てしまいました。
でもでも、ようやく完結したんだもん!!
ちょっと一言書きたいと思います。

しかし、これはBLなので、
その道に興味のない方は絶対に続きを見ないでくださいね。
頼みますよ。
ちなみに、BLというのは「ボーイズラブ」(ボーイばかりではないが……;;)の略で、男性同士の恋愛物語の総称です。



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テアトル東向島アカデミー賞 テアトル東向島アカデミー賞
福井 晴敏 (2007/03)
集英社



い、いやー!!
今、初めて知りました。
まだ福井さんで一つも記事を書いていなかったことを!!

これが一つ目か……衝撃だわ。

脳内映画館主となった福井さんが綴る映画についてのエッセイです。
私は映画というものをほとんど見ない人種です。レンタルDVDとかも無縁の人です。なので、これを本屋で見たときには「私には関係ないなー」と思ったのですが、目次を見てみると、結構アニメ率が高かったので購入することにしました。
そして、購入してカオスの部屋の中で行方不明になってしまい、あれあれ?と思いながら、先日発掘して、ようやく読んだわけです。

福井さんは私と年齢がそう変わらないので、割と共感できるところがありました。自分ももう少し映画を見る楽しみをもっていれば、もっとこの本をおもしろく感じることができたと思うのですが、残念です。

ローレライの監督さんの作品なども取り上げられていたり意見が紹介されていたりしておもしろかったです。

でも。
私は福井作品の映画も、結局まだ一本も見ていないのでした……。

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