ははは。 またまた読んだのは文庫ですが、カテゴリはホワイトハートですが。 画像はノベルズ版です! 拘りを察してください。 伊月たちのもとに持ち込まれた認知症の老人の死体。 火事で焼け死んだと思われたその死体は、実は火事の前に死んでいたことが判明し……。 同じ頃、相次いで動物が虐殺される事件が起こっていた。 一体、事件の真相は? 子供に読んでほしい。 中学生にもなって、草をぶちぶち引き抜いたり、ありんこをぷちぷちつぶすような人たちに読んでほしい!! そして、そういう子供たちの保護者にも。 どう見ても「この子にその進路は無理でしょ」と思われるような子供に期待を過重にかける保護者が、世の中にはいるんですよね。 目の前であっぷあっぷしているのに、どうして気づいてあげられないのか。 作中に出てくるような子供は多分現実にいるんだろうな。 でも、本当に、法律で罰せられなかったとしても違った形で報いを受けると思うよ。 だって、一番大切なことがわかっていないのだもの。 失われた命は戻らないって。 どんな命も慈しまれて存在しているんだって。 大人は、そういうことを子供に伝えないといけないですよね。 他人を蹴落としてでもいい暮らしができるようにしなさいって教えるよりも。 プレッシャーでいっぱいで壊れていく子供に気づかず放置しないように。 そんなことを考えちゃったりしました。
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<孤児シリーズ>の二冊目。 葵と弥生、ふたりはともに大崎家に預けられた同い年の女の子。 二人が成長したある日、迎えがやってくる。 二人のうちのどちらかが、北斗興産の跡継ぎの権利を持つ少女だというのだが……。 時とともに失われた証拠。 利害にからむ人々の思惑。 失われた少女と少年。 彼女らとともに暮らす高杉氏の正体は? 佐々木さんの描く大人の男性がとても好きです。 この作品でいうと高杉さんですね。 少女では太刀打ちできない思慮深さを持っていて、私のイメージでは優男ではない感じ。祐也さんと史郎さんだったら、史郎さんのほうが近いイメージ。 私はこちらのシリーズでは『雪の断章』ばかりを好んで読み返していたのでうっかり失念していましたが、最後の方で史郎さんと葵との邂逅がありました。 家政婦のトキさんをはじめ、知った顔があちらこちらに登場するのがこのシリーズの特徴ですね。三作目の『花嫁人形』では、飛鳥を苦しめたあの子の恋が知らされます。 それにしても、葵は涼子以上に難物です。 私、こういう女の子に共感できないんですよ。 だから読み返さなかったんだろうな……。 弥生=陽子がつらかったのもわかります。 このお話以外に陽子がどこかに登場する場面があった気がするのですが、今思い出せないなあ……年を取ったかしら?ひょっとして『夢館』かな? 今回も味戸ケイコさんの表紙絵がすばらしいですね。 この人の絵を見ると、佐々木さんの作品が思い出されて仕方がありません。
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ははは……二月になってしまいました。 部屋のカレンダもめくらなくちゃ。はらり←今、めくりました。 そんなわけで久々の更新です。すみません;; 気を取り直して。 『真空融接』完全版です。完全版というのは、以前に出版されたコミックスが出版社の倒産によって絶版になってしまったからで、描き下ろしを含めて、今回新たに出版された形なのでした。 正直に言って、まだまだ続きがありそうな感じだったので、描き下ろしは本気で嬉しかったです!!年末にここんちの本を見せてくれた友人よ、ありがとう〜。おかげでこの本を買いはぐらなくてすんだわ〜。年末に出ていた同人誌の方も、購入できて嬉しかったです。 全寮制の学校で暮らす生徒たち。 この国の子供は3〜4歳になると「供給者」と「補給者」というふたつの体質に分かれる。そして、最も波長の合う子供同士がパートナーとして組み合わされる。それは、異性の場合もあり、同性同士の場合もある。彼らは生涯、離れられない関係となる。 ラエルとアレクシは同性のパートナーだ。 異性間のパートナーから生まれたラエルに対して同性のパートナーを持つ父から生まれたアレクシは母の顔を知らない。どういった経緯で自分が生まれることになったのかも知らない。 紆余曲折ありながらも、彼らはうまく生活していたが……。 という、無茶苦茶無理やりな設定のもとに進められるお話は強引ではありますが、なかなか読ませます。 というか、この体質がこの世界に住んでいる人全部そうなら話もわかるんですが、一国限定だからおかしな感じがするんですよね。 でも、そうでないとアレクシのおうちの話が成り立たないから仕方がないのか。 アレクシの両親の話はなかなか感動的でよかったです。読めて嬉しかった。 BL風味ではありますが、BLとは言いがたい、ジャンルが難しいお話です。
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