前作『シグナル』での脇キャラ・榊と仕事で知り合った岡田の話。 ぶっちゃけBLなので、興味ない人はここで引き返してください。 ゲイの榊は仕事で知り合った岡田がものすごく好みで惹かれるのだが、彼は全くのノンケ。 諦めた方がいいとわかっているのに、なぜかすっぱりと手を引くことができない。 岡田はそんな榊の気持ちを知ってか知らずか思わせぶりなセリフや態度をとってくる。 揺れ動く気持ち。 少しずつ近づいていく心。 そして、とうとう榊は岡田にキスをしてしまい……。 というような感じで連載中は毎月毎月はらはらどきどきの連続でした。 榊に思い入れはなかったのですが、彼らの自己保身と臆病っぷりが自分を思わせるというか;; はい。 好きなお話です。
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最後なので少し大きめ画像で行ってみよー! 一条真白は男でもあり女でもあるからだの持ち主。 彼女の通う全寮制の学校では、放課後の保健室で秘密の授業が行われていた。 その授業は、ベッドの中で眠る夢の中で、逃げられない自分自身の姿で同じく眠っている生徒と戦うのだ。 学校から卒業するには、その戦闘の中で倒した相手から現れる鍵を使って扉を出て行かねばならない。 真白は自分の性に揺れ動きながら、夢の授業に参加する……。 という形で始まったこのストーリー、まさかこんなエンディングが待っているとは思いませんでした!! とてもよいエンディングで、改めて、水城さんのストーリーテラーとしての才能を見せ付けられた、というか。本当によいお話に仕上がってくれて嬉しかったです。読んできた甲斐がありました。 私は多分にもれず蒼が好きだったので、いろいろやきもきしたりしましたが、強そうで弱くて脆くてだめだめな彼がやはり愛しくて好きでした。思えば、このお話は、そんなダメっこな彼らが、少し強くなるための物語だったのでしょう。 人間は弱い生き物です。 だからといってそれに安住していてはいけない。 自分の弱さと向かい合って、少しでもそれを克服しようと、あるいはそれとうまく付き合おうとあがくことが大切なのだよ、と教えられた気がします。 次回作も始まりましたね! とても楽しみです。
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よしながさんって、天才だ! 以前からそう思っていたけれど、この巻を読んでますますそう思いました。 なんて上手なストーリー構成なんでしょう。 物語の展開にますます拍車がかかって、続きが気になって仕方がありません。 本当に上手。 お話にどこも無駄がない。 そして、それは画面にも。 それなのに、必要なことはすべて描ききっている。 間が美しく、セリフのないコマがあんなにありながら、十分に読者に読ませる作品はない。 最近の漫画家には数少ない才能だと思います。 まるで高級な映画を見ているような感覚に襲われる。 よしながさんの作品を読んでいて、いつも感じるのはジェンダーの問題。 この作品は、男女逆転大奥ということで、当初からその匂いは漂っていたけれど、ここに来てその意図が段々はっきりしてきたように感じます。 よしながさんは、私たちを、どこに連れていくのだろう? 焦らず素敵な物語をしっかりと書き綴っていって欲しいと思います。 楽しみ。
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よしながさんです。 新しいお話です。 またモーニング……。 私って、どうしてこう講談社づいてるんだろう……? それはともかく。 筧さんという40歳過ぎてもそうは見えない若さと美貌の弁護士さんと、矢吹さんという雇われ美容師さんのふたりと、彼らを取り巻く人々の話。二人はゲイのカップルですが、BLではございませんので、どなたでもご安心して読み進めることができます;笑。 どういう展開になるのかはまだ読めませんが、わかることは、よしながさんの生活におけるお食事の比重かな。どういう食卓を作るのかということは、暮らしの上で非常に重要なテーマであるように感じましたよ。 出てくるお料理がどれもこれもおいしそうです。 作る手順なども紹介されているので、自分でもチャレンジできそうです。 お料理好きな人はぜひ挑戦してみるがよいと思いますよ。 よしながさんのマンガはどれをとっても出てくる食べ物が本当においしそうなんですよね〜。 絶対食材とか材料とか、あの手描き文字で書いてある、あそこが好き。 よしながさんのマンガの枠外のコメントとか、本当にイカすよね。 大奥が一ヶ月伸びてしまって残念でしたが、これはほっこりするお話でよかったです。
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カレカノですな。 連載が始まったときは、まさかここまで長期連載になるとは思ってもいませんでした。 津田さんは、もともと別PNで知ったので、中盤以降の様々な、人間の暗い部分のお話の内容も、書き切れる人だとは思っていましたが、途中で投げたくなったりもしました。 でも、有馬怜司さんの登場のおかげでなんとか最後までついていくことができました♪ ありがとう、怜司さん……っ! 今頃、書く気になったのは、つい先日、17巻以降を読み返したからです。 なぜ17巻からかというと、現在手元にあるのがそこからだからです。←残りは実家。 宮沢雪野は高校一年生。先生の覚えもめでたき優等生。 しかし彼女は外見と内面、外と家ではギャップがものすごい人間だったのである。 当然新入生総代を言い付かると思っていた彼女の高校生活の幕開けを邪魔した有馬総一郎をライバル視していたが、優等生たるもの、その敵意をあからさまに示したりなどしない。 なにしろ彼女は周囲の注目を集めるかわいらしく優しい少女なのだから……。 そして、彼女は、ある日有馬に告白される……。 と始まった物語は、宮沢の本性が有馬に知られたところで一波乱。 宮沢が女子に無視され、また一波乱。 有馬の出生の秘密に、実の母や父との間のあれこれなど、さまざまな事件が起こるのだが、それらをすべて乗り越えて、無事に高校生活を終えたところで、いきなり16年後が語られて終わる。でも、まあ、そんな終わり方でいいかなあ……的エンディングだったので、まあ、いいでしょう。 津田さんのお話は、割とどれでもハートずきーんタイプのお話が多くて、いろんな痛みを知っている人だなあと思っていましたが、この連載は、それを余すところなく描ききってくれていたように思います。 私も、負の連鎖を断ち切りたいと願って、ひとりでいたい人間なのですが、そんな自分の生き方を考え直させてくれたお話です。
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