今までどちらかというと、クラッシュ・ブレイズについて話をすることを避けていたのですが、もういいや。言ってしまおうと思い、書き記します。 私はそもそもデルフィニアで茅田さんの読者になりました。その次に同じ出版社で始まったシリーズについてもおもしろく読ませてもらっていました。 しかし。 なぜかこの両者がくっついたら、おもしろくなくなってしまったのですよ。それでもまだ、女王が目覚めるまで奔走していた暁の天使たちのときはマシだったのです。キャラクターを揃える、という目標が明確にあったからでしょう。それで、女王が目覚めて、さあ、全員揃ったよ、となってから、ハタと思ったのは、茅田さんがこのメンバーたちとどこに行きたいのかをはっきりと打ち出してくれていないせい。目的地が曖昧なピクニックはつらいのです。 一本一本のお話自体がおもしろくないわけではないので、また困るのですね。ずるずると続いていきそうで。 どうも、商業作品を読んでいるというより同人誌を読んでいるような感覚に襲われます。まぎれもない作者の作品なのに、デルフィニアとスカウィのファンが夢見た世界、みたいな。 と、こういう否定的な意見になってしまうので、今まで語るのを避けていたのですが、今回もお話自体はおもしろかったんです。 それにしてもルウという存在はつくづくオールマイティなジョーカーだなあと感じました。罪作りな人。 今回はゴジラたちの出番が少なかったのでちょっと残念でした。 私はどうも、意外にゴジラさんたちが大好きらしいということを、最近ひしひしと感じます。デルフィニアは作品自体が物凄く好きで、キャラクターへの愛は意外に薄いのですが、スカウィはむしろキャラクター自身が物凄く好きらしいのです。ダイアナなんかもえらく好きです。 今後はぜひとも、シリーズとしての道筋を示していただきたいと思います。いろいろ伏線は出てはいると思うので、それをまとめる方向でお願いしたいと思います。
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ついに来ました、茅田さん。 茅田さんの大本命はデルフィニアだが、これについて語り始めると長いので、まずはこちらから。 桐原家の子供たちは三つ子。そっくりな顔立ちの美形・都(♂)と猛(♀)、そして、小柄な二人とは似ても似つかない(…でも、見られる顔立ち、な)眞巳(♂)。最近の眞巳の悩みは、自分の兄弟である都を妙に意識してしまうこと。 鉄火な性格の祖母・母・姉の真亜子、仕事が忙しく単身海外を飛び回ってばかりの父、両親を亡くした後、この家に引き取られ兄のように三つ子の面倒を見てきた零。 そして、三つ子の出生には、意外な秘密が……。 ということで、概ね爆笑!のコメディなのだが、桐原さん宅の家庭での決まりごと、ってものすごく大事なことが多いのではないかと思うのだ。 女性陣がパワフルで、元気のいい人たちばかりなので、本当に読んでいてスカっとする。 三つ子がわたわたとお互いを思いやる様子もかわいいし、年長組の恋愛模様や零ちゃんの家族問題もなかなか興味深く読んだ。 だから、文庫発売時にはなかった四巻の存在がものすごくうれしかったのを覚えている。 元気が出る本、だと思う。 落ち込んでいる気持ちを吹き飛ばしたいときに読みたい本だ。 ノベルズの挿絵は成瀬かおりさんで、これもまためちゃくちゃうれしかったのだった。勢い余って某所でスケブに都を描いてもらったのは私です……。
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