ようやく読みきりましたよ。 長かったなあ……。一年以上、買ったまま放置? まあ、再読だからね……と言っていいのだろうか。 未読のまま放置している作品も山のようにあるのに……。 まあ、とりあえず、これで次にいけますね。 次は……『白鳥異伝』?←なぜ「?」 荻原さんを知ったきっかけはこの<勾玉>三部作でした。 なのに、まだ<勾玉>で記事を書いていなかったんですね、私ったら;; <輝>と<闇>という形で、大和民族とその支配が及ぶまでこの国に生きていた人々との争いが描かれるのですが、この話では、坂上田村麻呂の時代の蝦夷遠征のあたりを絡めて上手にお話を作ってくれています。 荻原さんは、日本史に関連したお話を多く作ってくれているのですが(そうでないものもありますが)、お話のまとめ方が本当に上手で、読み応えがあります。うん、私はこっちの系統の話の方が好きみたいですよ。 阿高と藤太は同い年の甥と叔父。二連と呼ばれるほどの強い結びつきをもっている。しかし、阿高には重大な出生の秘密があって、それが彼らを生まれ故郷から遠ざけることに……。 一方、都では皇の一族に襲い掛かる怨霊の存在が次第に浮き彫りになっていた。その怨霊を鎮めることのできるのは、蝦夷の地にいる<明玉の乙女>だけだということで、密命を帯びた坂上田村麻呂は東北へ進む。 とそんな感じですかしら。 この話では、完全に前半と後半が割れてしまっているのが残念な感じでした。これがもう少しうまく絡んでいてくれたらもっといい感じなんだけどなー。でも、割れているからこそいいのかな?よくわかりません。 混乱しないためにはこのほうが話がすっきりしていていいのかもしれませんね。例えて言うなら「地球へ…」の出だしがジョミー篇とキース篇になっていて、それが一本の話につながる感じなんですが、それにしては後半の苑上の部分が弱いんですよね。 でも、<勾玉>三部作の中ではこの話が一番好きです。
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仕事柄児童文学を読んでおかなくてはならないのでよく読むのですが、荻原規子さんは結構好きな作家さんです。特に勾玉三部作のような、日本史に絡んだお話のほうが私は好きなので、この作品は大変楽しく読みました。 何といっても平治の乱ですからね〜。別のモノの影響で源平合戦にも激しく興味があるので、冒頭は楽しかったです。ああ、勿論、後のほうもおもしろかったですよ〜。 よくわかったのは、私と荻原さんは、 カップリングが合わない ということでしょうかね…。これは多分、きっと永遠に交われないんだろうなあ…。 草十郎は今年16歳となった足立の郎党。源義平に仕えている。戦乱の中、隊からはぐれた右兵衛佐・頼朝を追って、主と離れ、合流を試みるがままならぬうちに、義平は捕らえられ、処刑される。その報を聞いた草十郎はいてもたってもいられず、処刑場の河原へ向かう。そこにいたのは、美しい舞を舞う白拍子だった…。 というわけで、ふたりの出会いが更なる苦難を呼び込んでいくわけですが、展開があまり見られない感じでよかったです。こんなところでも、あまりいい役を振られない後白河上皇。さすがです。 いろいろな山や谷が用意されているので、厚い本ですが最後まで息もつかせぬ展開になっています。私も一気に読んでしまいました。 荻原さんは割と女の子視点で描かれた話が多いのですが、この話は久々に見る男の子視点だったのがちょっと新鮮でした。 『樹上のゆりかご』ノベルズ版があれなのが、ちょっとショックだったのですが、これで持ち直しました。『樹上のゆりかご』は欲しかったんだけどなー。文庫になるかなあ…。
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