『ハウルの動く城』のおかげで日本でもすっかり知られたDWJですが、実は私が初めて読んだ彼女の作品はこれでした。薦められて読んだものだったのですが、物凄く気に入ってしまったんですね。それで、ハウルやクレストマンシーを始め、いろいろなものを読んだのですが、私はやっぱりこれが一番好きだなあと思うわけです。 ポーリィは大学生になったある日、自分の記憶が改竄されているような気がする。幼い頃からの記憶を辿っていくと、そのきっかけは幼い頃に迷い込んだ不思議な葬儀のときにあった…。 現実世界の話のようで、そこに魔法が混ざってくるというのはDWJのお得意かと思うのですが、このお話は、「ラヴロマンス」なのですよ!! ポーリィが彼を救うためにがんばる姿がいいです。 DWJの女性は強いひとが多いですよね。だからってヒーローが情けないわけではないのですが、自分の運命に屈しないぞという姿勢が好きです。 DWJは博識な方で、著書にもさまざまな引用やそのパロディなどがあって、イギリスの文化をよく知っていたほうが楽しめるのかなと思います。詩などはきっと原文で読んだ方が素敵なんだろうなあと思いつつも…英語が苦手な私です。
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