沼地のある森を抜けて 沼地のある森を抜けて
梨木 香歩 (2005/08/30)
新潮社


なんとも不思議な話だった。
梨木さんは『西の魔女が死んだ』を読んだことがあるだけだったので、全く違った印象を受けた。

叔母の死によって、自分の家に代々受け継がれてきた「ぬか」の面倒を見ることになった主人公。その「ぬか」には意識があるらしい。それに関連して起こる不思議なできごと。両親の死の真相。次々と明らかになる事実は、彼女を両親の田舎へと向かわせる……。

ミステリ風なんだけど、でもリアルではない。
不思議な感じでなんだか捕まってしまって一気に読了してしまった。
でもなー、結末があれなのがちょっと残念かな…。
梨木さんの話でこういうのを初めて読んだから、次にどういう印象を持つのかわからないけど、ちょっと荻原規子に近いものを感じてしまった。私は、荻原規子さんとはカップリングの趣味が合わないのです。主人公が、なんでこの人とくっつくのかなーという方へいつも引っ張られるので、最後がなんかもやもやしてしまうのだ;笑。そんな感じを今回受けてしまった。

蛇足。

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